Excelで使えるプロジェクト管理ツール ランキング7選

昨今のプロジェクト管理ツールは、クラウド上のもの主流のようですが多くのプロジェクトでは、依然として使い易く特別な設定の要らないExcelで管理しているようです。

さすがに、Excelだけでは、計画の変更、ガントチャートの作成など多くの作業が手動になってしまい管理者の負担が大きいのでおすすめできません。

そこで、Excel上でプロジェクト管理を可能にするツールをまとめてみました。これらのツールを使用することで、使い慣れたExcelで本格的なプロジェクト管理を行うことができます。

 

 

 


第1位  ProjectExceller 2 日本語版

種類:フリーソフト、製品

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概要:

Excelベースの本格的なEVMプロジェクト管理ツール。

WBS上にタスクの計画日と実績日を入力するだけで、本格的なEVM分析を用いたプロジェクト管理を実現できる。プロジェクト管理の初心者からPMIに準拠したプロジェクト管理を目指すプロフェショナルまで幅広いニーズを対応したExcelベースの本格的なプロジェクト管理ツール。

  • Excelの使い易さと機能を継承
  • EVM分析による客観的なプロジェクト評価
  • ガントチャートでプロジェクト進捗を見える化
  • WBSでタスク毎の工数、コスト、リソースの管理
  • ワークロード分析によるリソース毎の工数バランスの把握
  • 効率的な実績データの収集
  • 複数プロジェクトを統合
  • 計画の比較
  • その他の多数の機能

詳細は、こちらを参照。

 

 評価:

高機能なのに構成がシンプルで使い易くルックスも良い。ほとんどの機能がExcelのリボンから実行でき、また、WBSにデータ入力するとリアルタイムでガントチャートに反映されるなど、他の製品に比べ操作性が格段に高い。初心者でもすぐに基本機能を使いこなせ、へルプやユーザーガイドも充実している。英語版のあるので国際プロジェクトでも使用できる。

V2.020 (2020年5月)にEVM分析の機能がパワーアップされました。最新のES手法(Earned Schedule、最終終了時期を予測)が実装されました。

 

 


第2位 WBS-i 

種類:製品

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概要:

●WBSiはWBSによるプロジェクトの見積り~進捗管理・報告~評価の一連の作業で使用でき、プロジェクトの品質の向上と負荷の削減を目標する。
●特徴
・機能をEXCELのみで実現
WBSから各種管理指標を作成
・EVM(Earned Value Management)を簡単に実現
・計画・進捗管理・評価に使用

詳細は、こちらを参照。

 

 評価:

EVMをベースとした進捗管理機能や各種報告シートが充実している。機能面では、ProjectExcellerと同等、または、それ以上の部分もあるが、操作、設定が複雑。バッチ処理WBSデータをガントチャートへ展開するのに多少時間を要する。

 

 


第3 スケジュール管理ツール for Excel (PMTS4E)  

種類: フリーソフト

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概要: 

プロジェクト管理を効率化!WBS作成、EVMでの管理などPMBOK準拠のスケジュール管理ツール。計画プロセス、監視コントロール・プロセスを効率的に実施することがでる。WBSの作成や、ガントチャートの表示、EVMを用いた進捗管理、イナズマ線による視覚的な作業の進み・遅れ具合の把握なども可能。クリティカル・パスの自動識別機能もあり。3点見積り法を用いて、タスク単位の確率的な完了日予測ができ、より正確な見積りが可能。

 

評価:

EVM分析を含む高機能であるが、設定が複雑。設定、使用方法を完全にマスターできれば高度な管理も可能。

 

 


第4位 開発マイルストーン

種類:フリーソフト

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概要:

プロジェクト開発などのスケジュール管理をExcelで簡単かつグラフィカルに作成する

・開始日と日数の入力だけで自動的にガントチャート表示
・月単位、週単位、日単位、時間単位での表示が可能
・実績入力により、遅れ/進捗状況などを自動的に表示
・休日や祝日などが自動的に計算されて終了日を決定
・担当者の作業が重ならないように工数調整可能
・標準工程を用意すれば、簡単にスケジュール挿入可能
工数統計グラフにより、過剰工数などの把握が可能
・MSProject(XML形式)データのインポートが可能

詳細は、こちら

 

評価:

設定が複数シートになるが、比較的わかりやすい。タスク階層が大中小の3つであるため、小規模プロジェクト向け。EVM分析機能はなし。

 

 


第5位 TalkWBS 

種類: 製品

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概要:

誰でも簡単にWBSを作成し、それに基づいたプロジェクト管理ができるExcelの多機能WBS管理マクロ。複数のWBS構成、Gantt図作成、日程表作成機能あり。

 

評価:

WBSの基礎から説明してくれる分かり易いマニュアルがある。WBS用シートとガントチャートシートが分かれており、常に切り替え操作が難点。タスクの階層化ができないため、小規模プロジェクト向き。EVM分析機能なし。

 

 


第6位 EVMツール

種類: フリーソフト

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概要:

Microsoft Excel上の操作により、ガントチャート、イナズマ線、EVM(Earned Value Management)グラフなどの視覚的な出力を簡単に得ることができ、PMが実施するスケジュール管理プロセスを強力に支援する。

 

評価:

EMVグラフの作成に主眼をおいたツール。設定は比較的シンプルで使い易い。WBSデータからガントチャート作成するために更新ボタンで処理に時間を要する。小規模プロジェクト向き。

 


第7位 即解決!線引職人

種類: 製品

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概要: 

プロジェクト管理で作成することが多いガントチャートExcelベースで作成するスケジュール表作成ツール

スケジュール表(ガントチャート)の作成を支援するツール。プロジェクト開始時や日程再調整(以下、リスケ)時の慌しい時期に、スケジュール表(ガントチャート)を作成する。
各作業内容の優先順位を入力することで、その順序を遵守した自動計算を行える。作業内容や担当者等にフィルタをかけた状態で自動算出させ担当者別のリスケが容易に行える。自動計算(もしくは手入力)された値を基にガントチャートを出力し、出力先を別ファイルにすることも可能。実績は、予定に対しての進捗割合をパーセントで入力する簡易的な実績入力機能。入力された割合に応じた実績線が描画される。作業内容別に進捗割合を入力することで、プロジェクト全体の進捗割合も表示されるため、全体進捗の目安となる。

 

 評価:

計画作成のためのガントチャート作成支援ツール。計画作成には良いが、実績日の記録ができないため、厳密な予実管理には不向き。